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NEW TYPE ニュータイプの時代 山口周著

 

山口周さんの著書は、タイトルは難しいと感じるものの、ビジネスマンとして

必要な知識をいつももらえると感じています。

今回読んで感じたのは、時代においつくどころか自分の会社は

非常にオールドタイプであり、ニュータイプを排除する会社である

これをどう打破するか、武器を持たねば・・

 

 

1章 人材をアップデートする6つのメガトレンド

・役に立つモノを生産し続けようとするオールドタイプは意味を失い

 希少な意味を世界に対して与えるニュータイプは大きな価値を生む

・問題解決者は価値を現存し、課題設定者が大きな価値を生む

・社会がVUCA化し、経験・予測・最低化がそれぞれ無価値になる

限界費用がゼロ化、メディアと流通が変化しスケールメリットの無価値化

・寿命が伸びるが、事業の寿命は短くなる

2章 ニュータイプの価値創造

・AI等の進化で、問題解決能力は不要になり、問題発見力が重要

 自ら「あるべき姿」を構想する必要。課題設定とその解決も重要

・過去から見てわかる通り、予測は無価値になりつつあり、どのように

 主導して未来を創っていくかが重要

3章 ニュータイプの競争戦略

・仕事に意味がないのはクソ仕事が多くなっていて、人もモチベーションを

 失ってる。自らの構想力と美意識を持ち、人を奮い立たせる必要

・貫通力を持つことが大切であり、フォーカスして(価値観・意味)

 グローバル展開することで、スケールをとるという変化が必要

・役立つ市場(日本車)は競争は熾烈、意味がある(フェラーリBMW

 方が高い価値を生む。意味があれば、参入障壁になる

・経営上に必要なのは、「何をするために存在するのか」「なぜそれは

 重要なのか」「どのように実現するのか」を整合的に「共感」できる

 ストーリーとして伝えることが必要

4章 ニュータイプの思考法

・論理偏重になると、差別化の喪失、長期化、競争力の減退を生むので

 直感を用いることも重要(直感を鍛えることを前提として)

・大きな方向性を持ったうえで、すべては予定調和させず直感と予感にもと

 づき仕込みをするという営みが重要

・真・善・美をルールの前に持つことが重要

・量的改善は限界があるので、質的指標をにも光を当てることが求められる

5章 ニュータイプのワークスタイル

・企業の組織の中で働くことはリターンが少なくなりつつある、

 今後は大企業の寡占化と小規模組織の多様化という二極化が進む

 両方のポジションを持って働くことが大切

・1万時間努力すれば成功するというのは、楽器やテレビゲームでは

 相関がみられるが、教育や知的専門職では少ない

・成長の肥料となるのは「体験の質」「仕事の環境」である

 自分にフィットした場所を探すことも大切

・過去のイノベーションは門外漢によってなされているので、意見を区別せず

 ニュートラルにフラットに両者を扱うことが大切

6章 ニュータイプのキャリア戦略

・自分の専門分野だけでなくいろいろな分野に視野を広げる

・粘り強くつづけることで、偶然の出来事や出会いがおこり新しい展開

・状況は常に変化するので、柔軟に対応する

・意に沿わない逆境なども自分が成長する機会になるとポジティブに

・未知へのチャレンジは失敗が当たり前、積極的にリスクをとる

 アマゾンのようにたくさん試して、やめることも大切

・一か所に踏みとどまるよりも逃げて流動性を高める

・テイクテイクそしてギブこれが大切、共有すると得になる

7章 ニュータイプの学習力

・構想力を高めるにはリベラルアーツが重要

リベラルアーツを学ぶことで時間軸・空間軸で目の前の常識を

 相対化するリテラシーを持つことができる、常識への違和感が重要

・自分の外に視点があるような深い聞き方をシフトする必要

・他社の声に耳を傾けつつ共感することが大切

パターン認識をゼロクリアし、流動性知能を高める

 

以上